当院呼吸器内科では、肺癌、間質性肺炎、喘息、肺炎や非結核性抗酸菌症などの呼吸器感染症、慢性呼吸不全など、多彩な疾患をみています。近年認知度の上がった睡眠時無呼吸症候群についても、外来で行う簡易検査から入院での精密検査、持続的気道陽圧(CPAP)治療導入まで対応しています。
症状や病状が落ち着きましたら、お近くのクリニック等にご紹介致します。
2015年4月から、超音波ガイド下に気管支鏡検査・生検を行うことのできる、超音波ガイド下針生検(EBUS-TBNA)や、ガイドシース併用気管支腔内超音波断層法(EBUS-GS)が導入され、縦隔リンパ節や末梢の結節影など、幅広い病変への対応が可能となりました。必要に応じて、CTガイド下肺生検も行っております。また、気管支ステント留置や気管支充填術(難治性気胸に対するEWSを用いた治療)など、各種専門的な検査・治療が可能です。
国立がん研究センター東病院主導の全国規模の肺癌遺伝子診断ネットワークLC-SCRUM-JAPAN参加施設であり、臨床試験に登録して稀少遺伝子変異が判明した患者さんは、条件に適合すれば、他施設での治験に紹介可能となる場合があります。