薬剤部


当院薬剤部の業務内容

  • 調剤室:院外処方箋の鑑査、疑義照会。院内処方箋の調剤、服薬指導。入院処方箋の調剤。
  • 注射剤室:注射薬の個人セット払い出し、鑑査。外来・病棟の定数薬剤の補充。
  • 製剤室:院内製剤の調製。中心静脈栄養および癌化学療法抗がん剤の無菌調製。PCAの調製。
  • DI室:医薬品の情報収集・管理・提供。TDM。DIニュース、PMDA、DSUの院内広報。
  • 病棟業務:担当薬剤師による入院患者さんへの服薬指導及び薬学的管理。持参薬の管理。他職種と連携し、DM教室、NST、ICTなどのチーム医療。
  • 外来化学療法:外来通院治療センターでの抗がん剤の調製。

保険調剤薬局の皆様へ

●保険薬局での残薬確認時の対応について

平素より院外処方箋を応需いただき、有難うございます。
平成30年度診療報酬改訂において、主治医の指示により残薬分を差し引いた減数調剤(薬剤服用歴の記録又は調剤録及び残薬の外形状態、保管状況その他の残薬の状況を確認した上で、処方箋に記載された医薬品の数量を減らして調剤する業務)が可能となりました。
そこで、当院では院外処方箋の備考欄に“残薬調整後の報告可”の記載がある場合は残薬調整に関する疑義照会は不要とします。(但し、処方日数または処方回数の短縮の場合に限る)

保険薬局で残薬調整した内容は当院薬剤部へ「残薬調整に関わる服薬情報提供書(トレーシングレポート)」に記載の上、FAXしてください。(FAX番号:0266-71-2051)
カルテ記載を行い、処方医へ情報提供を行います。

残薬調整に関わる服薬情報提供書(トレーシングレポート)


●吸入指導連携について

気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対しては吸入療法が有用ですが、内服薬と異なり、正確な手技により確実に吸入できないと効果は期待できません。 加えて、近年多くの種類の吸入薬が発売されており、吸入手順もそれぞれのデバイス毎に異なるため、患者さんの指導に当たる医療従事者も戸惑うことが少なくありません。 そのため、地域の保険調剤薬局と連携して患者さんの吸入指導を実施することが重要であると考えます。

当院では地域の保険調剤薬局と吸入指導連携を行っています。詳細につきましては吸入指導フローを参考ください。

吸入指導フローはこちらからご覧ください


●院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコールについて

薬剤師による疑義照会は医薬品の適正使用上、薬剤師法に基づく極めて重要な業務です。患者様個々の病状や検査値を勘案した疑義照会・処方提案はますます重要となり、その件数も増えています。 一方で、形式的、典型的な疑義照会はそれ以上に多く有り、患者様、薬局薬剤師、処方医師それぞれに、ご負担をおかけしていることと存じます。 そこで当院では2010年4月30日付 厚生労働省医政局長通知「医療スタッフの協議・連携によるチーム医療の推進について」を踏まえ、 プロトコールに基づく薬物治療管理の一環として、調剤上、形式的、典型的な疑義照会を減らし、患者への薬学的ケアの充実、薬局薬剤師、処方医師への負担軽減を図る目的で「院外処方箋・疑義照会簡素化プロトコール」の運用を開始することとしました。

本プロトコールを適正に運用するために、疑義照会簡素化プロトコールの主旨や各項目の内容について薬剤部担当者から説明をお聞きいただいた上で、合意書を交わすことを必須条件としております。参画をご希望される場合には、下記までご連絡をいただきますようお願いいたします。

疑義照会簡素化プロトコール(2024年12月3日現在)


連絡先
諏訪中央病院 薬剤部
0266-72-1000(代表) 内線1512


関連情報

採用に関して

各種募集要項はこちらをご覧ください。

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