2021.10.28
日本脳卒中協会は2021年より10月1日~31日を脳卒中月間と定め、
脳卒中に関する知識を広め、脳卒中に関する理解を高めることを目的に啓発活動を行う
期間としています。諏訪中央病院ではこれまでも5月末に「脳卒中週間」として、
病院エントランスホールでの啓発活動を行ったり、「ほろ酔い勉強会」や広報誌などでも
脳卒中予防に関する情報を発信してきました。
新型コロナの影響もあり、院内での活動が制限させる期間が長引く中、今年は
動画配信という新しいかたちで、脳卒中に関する情報をお届けいたします。
脳卒中の中でも特に脳梗塞は、発症から治療開始までの時間をいかに早くできるかでその後の経過が大きく変わる可能性があります! でも、いざ脳梗塞らしい症状に直面しても、何を確認してどう動けばいいのか、医療者や経験者でなければ困ってしまいますよね。
この動画では、脳梗塞についての基礎知識から、脳卒中を疑ったら行う簡単なテスト(FAST:ファスト)の紹介、どうして治療を急いだ方が良いのかなど、諏訪中央病院で治療した実際の例も挙げながら説明します。 イラストや画像を中心に、専門的な知識が無い方にもわかりやすいよう当院脳神経外科部長の佐藤浩企医師が10分弱の内容にまとめましたのでご覧ください。