諏訪中央病院のお産
お母さんが本来持つ「自ら産む力」と、赤ちゃんが持っている「生まれてくる力」を最大限に引き出して、安心と共にご満足いただけるような自然な
「お産」を提供しています。当院では、助産師が産婦さんひとりひとりに寄り添い、リラックスしてお産や育児ができるようにサポートしています。
また、総合病院の中の助産院なので、さまざまな職種の専門スタッフによるケアを受けることが可能です。
当院は助産師が主体の院内助産院体制です。医師の立ち合いは必要時のみとなります。
妊婦健診時、医師健診でも助産師外来でも必ず、毎回助産師と相談やお話しできる機会を作り、産婦さんやご家族とのコミュニケーションをとっています。
赤ちゃんにやさしい病院(BFH)について
当院は2013年にWHOとユニセフによる「赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital)」に認定されました。
赤ちゃんとお母さん、ご家族が楽しく健やかに育児が行えるよう、環境を整えサポートしていきます。
お母さんと赤ちゃんの力を生かし母乳育児を中心にサポートします。
BFH認定病院は全国でわずか66施設、長野県では1施設となっています(2024年12月現在)
当院に飾られているBFH認定証
母乳育児がうまくいくための10のステップ |
- ①-a 母乳代替品のマーケティングに関する国際規準(WHOコード)と世界保健総会の決議を遵守する
- ①-b 母乳育児の方針を文章にして、施設の職員やお母さん・家族にいつでも見られるようにする
- ①-c 母乳育児に関して継続的な監視およびデータ管理のシステムを確立する
- ②医療従事者が母乳育児支援に十分な知識、能力、技術を持っていることを確認する
- ③すべての妊婦・その家族に母乳育児の重要性と方法について話し合いをする
- ④出生直後から、途切れることのない早期母子接触をすすめ、出生後できるだけ早く母乳が飲ませられるように支援する
- ⑤お母さんが母乳育児を始め、続けるために、どんな小さな問題でも対応できるように支援する
- ⑥医学的に必要がない限り、母乳以外の水分、糖水、人工乳を与えない
- ⑦お母さんと赤ちゃんが一緒にいられるようにして、24時間母子同室をする
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- ⑧赤ちゃんが欲しがるサインをお母さんがわかり、それに対応できるように授乳の支援をする
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- ⑨哺乳びんや人口乳首、おしゃぶりを使うことの弊害についてお母さんと話し合う
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- ⑩退院時には、両親とその赤ちゃんが継続的な支援をいつでも利用できることを伝える
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