総合診療科

専門科の医師と協力し、地域医療を長く守り続ける

様々な身体的、精神的問題を抱えながら生活をしている皆様の生活がよりよいものとなるように診療を行っています。
そのためには、まず適切な診断を行うことが大切です。患者さんのお話を丁寧にお伺いし、おからだが発している声に耳をかたむけ、必要かつ適切な検査を行うことで、正確な診断にいたることを心がけています。その上で必要な治療を、必要な専門科の医師と協力しながら行ないます。
病を抱えながら生活をしなければならない方々もたくさんおられます。そのような患者さんの病を根本的に治療することは難しくとも、生活を支えるために必要な治療にも全力で取り組んでいます。
患者さんの生活を支えるためには医師だけでなく、医療・福祉に関係する様々な人々との協力、社会資源の活用なども大切になります。医師として、患者さんの生活を支えるためにできることはできるだけする努力をしています。
地域医療を長く守り続けるためにも、医学生、研修医、他の医療スタッフなどの教育も大切な仕事であると考え、積極的に取り組んでいます。

部長 齋藤 穣

外来担当表

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 宮坂みやさか 晋太郎しんたろう
丸山まるやま はじめ
関谷せきや さとる
小平こだいら のり子のりこ
司馬しば ひろし
植木うえき 一陽かずあき
伊藤いとう ひろし
野原のはら 瑛里えり
宮本みやもと 圭一朗けいいちろう
玉井たまい 道裕みちひろ
白井しらい 拓哉たくや
瀧宮たきみや 龍一りゅういち
齋藤さいとう みのる
野々村ののむら 綾実あやみ
仲田なかた 彩乃あやの

医師紹介

齋藤 穣

さいとう みのる

総合診療科
役職 内科系診療部長 兼 総合診療科部長
経歴 諏訪中央病院にて臨床研修。平成18年4月より内科。
所属学会
認定医など
日本内科学会(総合内科専門医)
日本救急医学会(救急科専門医)
学歴 平成16年 鳥取大学卒

髙木 宏明

たかぎ ひろあき

総合診療科
役職 副院長 兼 医療安全管理部長 兼 在宅・地域ケアセンター長
専門領域 総合診療・在宅診療
所属学会
認定医など
日本内科学会
日本在宅医療連合学会(専門医・指導医)
日本プライマリ・ケア連合学会(認定医)
日本医療メディエーター協会認定 シニアトレーナー
学歴 昭和62年 名古屋大学卒

佐藤 まり子

さとう まりこ

総合診療科
役職 内科部長 兼 ドック健診センター長
専門領域 内科一般
経歴 京都大学医学部付属病院、舞鶴市民病院にて内科診療、在宅診療に従事、平成16年着任。外来診療、在宅診療、ドック健診の診療などに従事。
所属学会
認定医など
日本内科学会
日本リハビリテーション学会
日本プライマリ・ケア連合学会
日本人間ドック学会
学歴 平成10年 金沢大学卒

吉澤 徹

よしざわ とおる

総合内科
役職 院長
専門領域 一般内科 産婦人科一般
経歴 北信総合病院、佐久総合病院、信州大学産婦人科勤務を経て、平成8年より諏訪中央病院内科勤務。平成12年4月〜7月デンマーク短期留学。
所属学会
認定医など
日本内科学会(総合内科専門医)
日本糖尿病学会
日本産科婦人科学会(専門医)
日本人間ドック学会(認定医)
日本集団災害医療学会
学歴 平成元年 佐賀医科大学卒

伊藤 浩

いとう ひろし

総合診療科
役職 救急総合診療センター副センター長 兼 総合診療科医長
専門領域 内科、呼吸器、肺癌、感染症、アレルギー
経歴 中部ろうさい病院にて臨床研修。同院呼吸器内科勤務を経て、令和3年1月より諏訪中央病院。
所属学会
認定医など
日本内科学会(認定医、総合内科専門医)
日本呼吸器学会(専門医・指導医)
日本感染症学会(専門医・指導医)
日本がん治療認定医機構(がん治療認定医)
日本アレルギー学会(専門医)
JMECCインストラクター
産業医
学歴 平成19年 産業医科大学卒

玉井 道裕

たまい みちひろ

総合診療科
役職 総合診療科医長
経歴 自治医科大学付属病院、相沢病院にて研修。平成24年4月より諏訪中央病院。
所属学会
認定医など
日本内科学会
日本プライマリ・ケア連合学会
学歴 平成22年 金沢医科大学卒

小平 のり子

こだいら のりこ

総合診療科
役職 総合診療科医長
経歴 当院にて臨床研修。平成27年4月より総合診療科。平成27年10月から半年間西伊豆健育会病院にて研修。
所属学会
認定医など
日本プライマリ・ケア連合学会(家庭医療専門医・指導医)
日本内科学会
学歴 平成22年 徳島大学卒

水間 悟氏

みずま さとし

総合診療科
役職 総合診療科医長
経歴 長野赤十字病院にて臨床研修。平成26年より諏訪中央病院。
所属学会
認定医など
日本プライマリ・ケア連合学会 (家庭医療専門医・指導医)
日本内科学会
日本感染症学会
学歴 平成24年 宮崎大学卒

胡田 健一郎

えびすだ けんいちろう

総合診療科
役職 総合診療科医長
経歴 当院にて臨床研修。平成27年4月より現職。
所属学会
認定医など
日本内科学会(認定医)
日本プライマリ・ケア連合学会(家庭医療専門医)
学歴 平成25年 富山大学卒

中田 理佐

なかた りさ

総合診療科
役職 総合診療科医師
専門領域 家庭医療/訪問診療
経歴 平成29年4月より諏訪中央病院。
所属学会
認定医など
日本プライマリ・ケア連合学会
日本内科学会(認定内科医)

野々村 綾実

ののむら あやみ

総合診療科
役職 総合診療科医師
専門領域 内科 消化器内科 肝臓内科
経歴 社会医療法人生長会府中病院にて初期研修。大阪市立大学肝胆膵内科・消化器内科、医療法人橘会東住吉森本病院消化器内科・一般内科、和泉市立総合医療センター肝胆膵内科を経てLondon School of Hygiene & Tropical Medicine, MSc Public Healthに留学。令和3年11月より外務省国際協力局国際保健政策室にて国際保健政策専門員として勤務。令和4年9月より諏訪中央病院。
所属学会
認定医など
日本内科学会(認定内科医)
日本消化器病学会(消化器病専門医)
日本消化器内視鏡学会(内視鏡専門医)
日本肝臓学会
学歴 平成27年 大阪市立大学卒 令和3年 London School of Hygiene & Tropical Medicine, MSc Public Health

丸山 創

まるやま はじめ

役職 総合診療科医師
経歴 JA北海道厚生連 帯広厚生病院で初期研修。2023年4月より現職。
所属学会
認定医など
整形内科研究会
日本プライマリ・ケア連合学会
総合診療専門医
家庭医療専門医
学歴 平成29年 札幌医科大学卒

司馬 熙

しば ひろし

総合診療科(内科専攻医)
経歴 亀田総合病院にて初期研修。令和3年4月より現職。
所属学会
認定医など
日本内科学会
学歴 平成31年 東京大学卒

白井 拓哉

しらい たくや

総合診療科(総合診療専攻医)
経歴 松本協立病院にて初期研修。令和3年4月より現職。
学歴 平成31年 信州大学卒

仲田 彩乃

なかだ あやの

総合診療科(総合診療専攻医)
経歴 佐久総合病院佐久医療センターにて初期研修。令和3年4月より現職。
所属学会
認定医など
日本プライマリ・ケア学会
学歴 平成31年 東京医科歯科大学卒

宮本 圭一朗

みやもと けいいちろう

総合診療科(総合診療専攻医)
経歴 東海大学医学部付属病院にて初期研修。令和5年より現職。
学歴 令和3年 東海大学卒

関谷 智

せきや さとる

総合診療科(内科専攻医)
経歴 聖路加国際病院にて初期研修。令和4年より聖路加国際病院 内科専攻医。令和5年10月より現職。
学歴 令和2年 埼玉医科大学卒

体制・実績等

運営体制 総合診療外来や救急外来を通じて、外来初診診療に携わっています。
数人の入院担当チームを複数作ることで、年間のべ1000例以上の入院診療に対応しています。
方針 総合診療科では、様々な問題を抱えている患者さんを担当させていただいています。
診断が難しい患者さん、複数の問題を抱えている患者さん、施設で対応がむずかしくなった患者さん、在宅で対応がむずかしくなった患者さん、どの科に紹介していいかの判断にまよう患者さん、あらゆる患者さんの診療をさせていただく心構えで、日常診療にあたっています。
院内各専門科との協力体制は、とても良好ですので、院内各専門科の医師と協力し合いながら、患者さんの診療にあたらせていただきます。
教育・研修体制 プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門医制度、病院総合診療医制度施行事業、内科教育病院を担う診療科として、研修医・専攻医教育に関わっています。
信州大学や京都大学をはじめとした、学生のクリニカル・クラークシップを受け入れることで、大学医学部教育に協力しています。
認定・資格 総合内科専門医、内科認定医、家庭医療専門医・指導医、プライマリ・ケア学会専門医・指導医、救急専門医などが総合診療科に在籍しています。
プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門医制度、病院総合診療医制度施行事業、内科教育病院を担う診療科として、研修医・専攻医教育にあたっています。
実績
2022年度
内科・総合診療科外来患者数:初診約470名/月、再診約2,230名/月
入院担当数:1,762名(実人数)
*ICD10の大分類を用いた、総合診療科退院時サマリーの主病名による入院分類
呼吸器系の疾患 268名
循環器系の疾患 258名
神経系の疾患 169名
腎尿路生殖器系の疾患 227名
筋骨格系および結合組織の疾患 86名
損傷、中毒およびその他の外因の影響 169名
新生物(腫瘍) 60名
内分泌、栄養および代謝疾患 126名
感染症および寄生虫症 75名
消化器系の疾患 201名
耳および乳様突起の疾患 60名
精神および行動の障害 40名
皮膚および皮下組織の疾患 64名
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 20名
その他入院 216名
その他 患者さんや病院、地域の方々のニーズにこたえながら、自分たちが何をするのが地域医療を守るためにもっともふさわしいのかを考えながら、診療に当たっています。時代の変化の中で、常に患者さんと地域に必要とされる診療科を目指していきます。

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